お知らせ
2022.5.20
当院をご受診の患者様へ
昨日は、コロナ後遺症の方2名が無事に卒業されました。
本日は1名、ほぼ完治しているため診察は一度、終了です。
患者様が社会に復帰され卒業されるのは、とても嬉しいことです。
患者様からお手紙をいただくこともあり、よりよい人生を送るお手伝いが出来た折には、本当に嬉しく思います。
書籍「病気と闘わない」をお書きになったこんどうなつき様は、茨城県より当院へお越しになりました。
たった一度の受診でしたが、「うまく生きるきっかけになりました」との内容のお手紙とともに、完成した書籍を送っていただきました。
多忙から返信ができておらず、この場を借りて、お礼がわりに書籍のご案内まで。
コロナ禍前に海外から研究員として日本にお越しになり、その後、体調を崩し当院にて治療を開始した方がいらっしゃいました。
海外へ紹介状を書き、見送りました。
コロナ禍に絵葉書とたくさんのチョコレートを頂戴いたしました。
現在はベルギーで仕事をしながら治療を続けているとの内容でした。
遠く海外からチョコレートを送っていただいたことも嬉しかったのですが、元気に過ごしていらっしゃることを、とても嬉しく思いました。
当院へは様々な患者様が来院されます。
他の医療機関では診療できないと言われた患者様、どこへ行ってもご自身の納得いく説明や治療がないとお困りの患者様など、様々な医療情報に混乱されて受診される方が後を絶ちません。
患者様ご自身が多くの情報をお持ちの場合、情報の信頼性が低いこともあります。
その際は、きちんと時間をとってお話しするようにしております。
しかしながら、なかなかご理解が得られず、次の患者様の予約時間に差しかかることもあります。
医療情報は、エビデンスレベル(より確からしい情報であるか)の評価と検索レベルとは比例しないこともあります。
同じような症状の人が言っている、有名な人が言っている、といった情報であっても、その方の病状にとって重要でないばかりか、問題の多いものである場合もあります。
そのような時には、情報を持参いただき、ともに根拠について検証することもあります。
残念ながら、慢性疲労症候群の診断に固執される方、ご自身の考えとは違った場合には、なかなかご理解、ご納得いただけないこともあります。
治療のなかで、良くなってきたときに、はじめてこちらのお伝えしていたことが理解できたと言っていただけることが多々あります。
健康は重要で、人生を左右します。
最終的にその患者様が少しでも良くなっていただくことが、何よりも重要との想いは、どのような疾患であれ、どのような患者様であれ、変わることはありません。