お知らせ

2016.5.25
日本疲労学会参加のご報告

第12回日本疲労学会総会・学術総会が5月20日、21日にパシフィコ横浜会議センターにておこなわれました。

大会長の横浜国立大学・小泉淳一教授もご挨拶で述べられていましたが、今回も学会には様々な研究機関、医療機関、企業に所属する人材が集うことで、最先端で幅広い議論が繰り広げられました。

疲労の動物モデルでは脊髄のマイクログリアが痛みの経路、記憶に関わっている機序について報告されました。

また、慢性疲労症候群の実臨床では鍼灸治療の有効性についても議論されました。

厚生労働省疲労研究班からは、エビデンスに基づいた治療ガイドラインの作成についての報告がありました。

学会後の臨床懇話会では、患者が自分で慢性疲労症候群と疑う場合はとくに、治療可能な他の疾患を見逃されていることがあり、専門医の受診を待つ前に総合診療科等で診ておいてもらうことの重要性についても報告がありました。

当院では最新でより確実な知見をもとに、皆様の人生が良い方向に向かえるよう、お手伝いすることを心がけております。患者様も過労や睡眠障害から慢性疲労症候群、うつ病まで幅広い方が通院されております。鍼灸院を併設し、カウンセラーを配置するなど、幅広い症状に対応できるよう取り組んでおります。どうぞお気軽にご相談ください。