お知らせ

2015.1.19
慢性疲労症候群の研究動向

慢性疲労症候群の診断や治療法などを研究しているアメリカの団体に、『Solve ME/CFS Initiative』という非営利団体があります。この団体が2014年に世界中で発表された慢性疲労症候群に関する論文の中から重要な論文10選を選びました。

その中の1つに、日本で行われた研究が選ばれました。この論文は2014年6月に、アメリカの科学雑誌、The Journal of Nuclear Medicine』に掲載された慢性疲労症候群の脳内炎症に関する論文です。当院の院長が筆頭著者として発表しております。2014年4月に報道発表されております。

この研究は国内だけでなく、海外からの反響もとても大きなものでした。まだ正確な診断や効果的な治療法に乏しい慢性疲労症候群という病気に対する理解を少しでも深める一助となればと願い、現在も研究と臨床に邁進しております。

 

国内発表に関しましては、クリニックホームページの「新着情報」の過去お知らせ、2014年4月18日の、『当クリニックの院長がおこなっている慢性疲労症候群の研究が報道されました』をご覧ください。